今回のテーマは「メディア社会論」。こちらの授業は総合型/学校推薦型対策の通常授業+αの授業となっております。大学の入門的な教科書である有斐閣の『メディア社会論』の1章を材料に取り上げます。

メディアの現在を捉えるキーワードとしての「流動化」「再帰化」「個人化」をそれぞれ解説していきます。生徒の体験から出てきた話として、「個人化」したメディア環境に影響を受けて、一家団欒が失われることを悲しむお父さんの話、ネットによる新しいコミュニティ形成を実体験した話などが出てきます。授業の中で、ディスカッションしながら、自分達の生活を改めて「メディア社会論」の見方・考え方で捉え直していきました。

 

20世紀のマスメディアから、21世紀のソーシャルメディアの時代、といった歴史的変遷、現代文や小論文でも頻出な「想像の共同体」と国民国家、個人化と自己責任論、複眼的思考など、メディアを考えるための基本的な知識も一緒に整理をしていきました。

 

以前の授業の中で取り扱ってきたテーマと結びつけて考える生徒もおり、学んできた知識が結びつくことで思考が深まり、学ぶことが楽しくなってきたことを感想で話していました。授業が終わってからも、メディアと政治、インターネット時代の民主主義など生徒同士で色々と話して盛り上がっていました。

 

2023年に行った授業は下記よりご覧いただけます。ただの受験対策で終わらない、時間をかけたしっかりとした対策だからこそ合格から大学進学後にも繋がっていきます。

 

【2023GV総合型/学校推薦型対策】

 

【総合型/学校推薦型オススメ本】

 

【よくある質問】

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