①対話を意識する
文章との対話もそうですけど、書いた方との対話。問題を作っている方との対話。私と生徒との対話。など常に向かい合う事を意識した授業作りを心がけています。その中で、生徒自身が自分で気づいたり、考えて工夫したりする事に繋がらないかと思い、私の方から知識を提示したり、文化の背景なども話したりしながら、具体的なイメージがしやすいように進めています。古文や漢文は今の生活や言葉と離れているため比較的スムーズに理解してくれる生徒が多いのですが、現代文はそれぞれに自分の経験があるため、なんとなく理解していれば出来てしまいます。そのため、試験によって出来たり出来なかったりと実は苦戦する生徒も多いので、できる事と出来ない事を対話を通して把握しながら、しっかりと知識を自分のモノにしてもらうためにはどうしたら良いのかを問い続けることは、国語の講師としてずっとこだわっている部分です。 
 
 
Q.小論文についてはどうですか? 
小論文は現代文以上に対話が重要になってきます。「この表現だと読んでいる人には伝わらないよ」という事を話しても、「エッどの部分ですか?」という風になる事もあります。その際には、例えば私が書いたものや、前の先輩が書いたのを出しながら比較し、伝わらない部分がどこでどんな表現が適切なのかを一緒に考えながら、本人がしっかりと納得した文章が書けるように何度も対話をしています。この部分はすごく大切だと考えているため、今後も続けていきたいです。
 
 
②手間のかかる事こそ大切にする

生徒と向き合っていると「そんな事をしなくても読めているし、解けているよ」と言われる事があります。でも実際は細かく見ていくと、解けている時とそうじゃない時が当然出てきます。その背景には、とりあえず演習や問題を解いておけば慣れてどうにかなるという思いもあるかと思います。それが効率的な感じがしますが、やはり抑えなきゃいけないところはしっかりと抑えていないと、後々点数の伸び悩みに繋がったり、合否を分ける事にも繋がると考えています。だからこそ、面倒なこと(言葉の意味や、文法・文脈を理解する)で手間のかかることかもしれないけど、粘り強く対話しながら取り組むよう伝えています。
 
 
 
そんなこだわりを持つ義村先生に、実際にGV国語の魅力や他塾との違いについて質問をぶつけてみました。

 

様々な視点を手に入れることが出来て、それが繋がる

GVのいいところはやはり校舎が一つなので、じっくり生徒と対応できることが一番だと思います。以前に働いていた予備校では校舎が3つあり、その校舎を常に移動していて、どうしてもじっくり生徒の事を見れないという事がありました。でもGVは1校舎で色んな面から生徒の事を見ることが出来ます。理系の先生、英語科の先生、数学科の先生など、本当に目の前で常に誰かが生徒と対話をしながら授業しています。それを見ながら、この視点をこの先生が話してくれていたから、私はこの視点から話をしよう。同じような事柄なんだけどこんな視点でも伝えられるなと、自分一人だけで向かい合っていたら見えない部分が常に更新されていく環境は本当にいいところだなと思っています。それが、生徒にとっては教科を超えて知識が繋がる経験にもなったり限定的なものとして終わらないからこそ、色々と見えるようになって知識の定着率も高めていくと考えています。実際に、生徒と対話をしているとその成長が見えたりする事も多くこれが凄く嬉しい事でもあります。GVでは様々な視点を生徒自身が手に入れていく環境が多く、それが繋がっていくことが他塾との違いだと感じています。

 

義村国語(小論文)の良さとは?(同僚[教わった事もある]の先生にも聞いてみた)

まず国語においては、生徒たちの身近な所までイメージを引っ張ってきてくれる事が凄いなと思っています。 例えば、古典の世界を今に重ねながら話してくれるので理解がしやすいですし、興味のきっかけにもなります。昔の暮らしとか考え方とか背景を説明しつつ、今の暮らしでも共通点を話してくれるから面白いし、なるほど!と納得した形で自分の中に落とし込む事ができます。義村先生の授業はわかりやすいだけじゃなくて面白いし、ユーモアがあるので、学生の頃はこういう授業がドンドン色んな所で増えていったら良いなと思いながら授業を受けていました。
 


 小論文については、国語以上に個人との対話を凄く大切にしているなと感じています。その子の興味に合わせて、身近な出来事で説明してくれたり、沢山関連記事を送って、生徒が自分で理解を深めるようにしている所がすごいなといつも学ばさせてもらってます。 私も実際に義村先生と関連記事を探してみたことがあるんですけど、ぴったり合うのを探すのが難しいし、たくさん調べないといけなくてそれを一人ひとりに合わせて送ってるのがすごいなと思いました。

 

義村先生はとにかくその子らしさ、良いところを伸ばそうと意識してくれています。私自身も小論文を書くのが苦手だったので、生徒の立場で考えたら、それは間違ってるって言うのではなくて、自分の意見をより良いものにしようってしてくれるのは、本当に嬉しいし頑張ろうってなります。あとどんなに忙しい時でも丁寧に教えてくれるし本当に優しい私の目標の先生です。

(GV国語担当:まみ先生)