①何を教えないのか?
英語を教える上で、こだわってる事は英語も言葉なので、単純に知識を入れるのではなくて、教えたことをどう生徒たちが使えるようになるかを全体のベースにしています。その上で1番こだわっていることが『何を教えないか』に尽きます。必要な範囲を全部教えるなら文法書を読めば分かります。でも、自分がいる意義はその中から取捨選択して、情報の重い軽いを判断してあげる事だと思っています。何を捨てて、何を取るのか、取った部分はどれぐらいの強さで生徒にインプットしてもらうか、あとはその捨てた部分も言葉の中の1つなので、後で整合性が取れるような形で捨てなきゃいけない。じゃあ捨てるものは全く触らないのか?必要なものだとすれば、いつどういう時期にそれを接続していくのかなどを生徒一人ひとりに合わせて考えています。 
 
特に低学年(高校1年生・2年生)の場合は3年間の期間で見た時に、1年生から来てくれている子なら、1年生の間にはこれをやる、じゃあ2年生のどの時期にこれを入れていくのか?最重要なもの、重要なもの、普通に無視できないぐらいのもの、あとは全くいらないものという感じで選別を常にしながら、学生たちのレベルや学年時期に合わせて準備をしています。 
 
Q.常に学生たちの状態を把握するための工夫はありますか?
1番は生徒たちに答案を提出してもらう事です。提出してもらった答案を元に、この子達にはこういうメッセージが必要だなとか、これぐらいはしっかりと出来ているなとかをチェックしています。 
 
Q.そう考えると早めに受験に取り組むのはポイントでは? 
1年生で入塾している生徒なら2年生の半年ぐらいかけてやることを1年生の間で終わらせることができるため、空いた半年の時間では全体のチェックや、それまでに漏れている知識を細かく確認することができます。1年生からしていると受験の戦略としてもかなり選択肢が広がります。もちろん学生たちの中には、部活動や様々な事情で2年生、3年生と本格的に受験勉強に臨むタイミングはバラバラになってきます。そんな生徒たちにとってもやはり「情報の取捨選択」をした上で伝えることは物凄く大事だと思っています。そのために今も入試問題研究や教材研究を行い、どういう風に取り上げる事が出来るのかを考え続けています。
 
②添削で相手の現状を知る
目の前の生徒は一人ひとり全く違う状態なので、提出してくれる答案を元に確認しています。後々この子が急成長した時とか、実は自分が見えていないだけで、すごくできる子、吸収力がめちゃくちゃ高い子だったりしたら、捨てたものを復活させないといけない。その時に、どうやって整合性を取るのかを一人ひとりに合わせて考えています。そして今現在持っている知識を、生かせるようにするにはどう伝えたら良いかを常に取捨選択しながら、生徒の伸びしろも考慮して、 どれだけプラスアルファで伝える事ができるかというところも意識しています。 
 
答案を通して学生の現状を知り、参考書を見て終わるような知識を伝えるのではなく、使える知識を選んであげて、それをあとは粘り強く相手ができているかどうかを見ながら繰り返し伝えることを大切にしながら授業や個別などを進めています。
 
 
 
そんなこだわりを持つ與那城先生に、実際にGV英語の魅力や他塾との違いについて質問をぶつけてみました。

 

球種が沢山ある事です。

他塾と比べても英語の先生が1校舎に4人もいることは、とても魅力だと感じています。タイプも全く違うため、どんな生徒が来てもその生徒と向き合えるのはGV英語の特徴だと思います。野球でいうと沢山の球種がある感じです。だから、GVでは上位層から英語が苦手な生徒まで全員が先生と関わる事が出来て、安心感を持って教科に臨めると思います。誰かが自分を見てくれているという安心感は受験を進めていくにあたって、物凄く大切だと思います。また、細やかなクラス分けもできますし、どのクラスにいっても同じようなレベルで指導を受けることができるのも、GVだからできる事だと思います。もう一つはGVにいると「生徒の観察をする機会が多いです」。生徒同士で勉強会が開催されたり、気づいたら先生を囲んで個別授業が始まっていたりします。そのため、英語という科目以外の側面から生徒を見ることもできて、実際に「こんな風に考えたりしているんだ」と他教科の個別などを見て、感じたことが何度もあります。それこそが他塾と違うところだと感じていて、最初にGVにきた時に色んな場所でみんなが学びを楽しんでいる姿は本当に衝撃的でした。アジアの市場みたいにみんなイキイキと受験に対して勢いがあるなという感覚になったのを物凄く覚えています。色んな意見の交換が行われる環境は、一人で受験に向かうよりも何倍も何十倍も学びの幅を広げてくれると考えています。

 

こちらの表は、沖縄県内の大手予備校とGVとを比較した表となっております。校舎数を多く抱える予備校は、どうしても1校舎あたりの講師の数が少なくなってしまうため、生徒との関わりが少なくなってしまいます。その影響はあなた自身がどれだけ知識をつけているのか?どんな性格でどういう勉強方法を行っているのか?今後はどんな指導が必要なのか?それらを踏まえた上で、適切な受験校はどこか?など様々な面で大きな影響が出てきます。共通テスト後の進路面談でも顕著に表れてますが、過去には3分で面談が終了したというケースもあります。GVでは一人ひとりの性格や学力を細かに先生方が把握しているため、その人にあった進路指導は多くの時間をかけて行われます。このように一人ひとりと徹底的に向き合う環境だからこそ、最後の逆転に繋がったりするケースも出てきます。
(GVスタッフより)