低学年(高1高2)受験キックオフ会レポート

　最初は與座先生による、受験スケジュール講座から始まりました。こちらでは受験生１年間の基本的なスケジュールを知ってもらうために、まず共通テストの時期や国公立大学の一般試験前期・後期試験やその出願の時期について示し、それに加えて、最近みなさんの関心が高まっている総合型・学校選抜型推薦入試の一般的な試験時期を紹介しました。推薦入試は早いところでは９～１０月頃から出願や試験が始まるため、前もって準備を進めることの大切さをお伝えしました。

　そして「いつ(何月頃)」から「何を」「どのように」勉強すれば良いのかを知ってもらうのに、受験生活を分析期→基礎期→応用期→実践期に分け、それぞれの時期でのポイントを紹介しました。最初はわいわい賑わっていた生徒のみなさんも、説明が始まるとその目は真剣そのもの。集中してお話を聞いていました。　
　
▼スケジュール管理の強い味方【マネジメントスタッフについて】

　次は田名先生による推薦入試の案内です。最近GVでも関心の高い推薦入試ですが、「興味はあるけど難しそう」「実績や経験がないと受けられないかも」というハードルが高い印象を持っている人が多いようです。そこで田名先生は、まず推薦入試の試験のタイプを紹介し、教科の試験や小論文などを取り入れた学力も重視する推薦入試や、高校の評定に自信が無くても挑戦できる大学があることを教えてくれました！その上で実績となる活動も示し、早いうちから様々な活動にチャレンジして経験を深めることを強調してくれました。さらに！試験科目や倍率、入試の取り組みやすさを総合的に判断しながら、田名先生厳選のおススメ穴場大学を紹介するコーナーでは、その大学の推薦入試の魅力に会場がざわつき始め笑、みなさんの興味がさらに高まっているのを感じました。(具体的な大学名はここでは秘密です、知りたい方はぜひGVへ！)　
　
▼合格可能性を広げる【総合型・学校推薦型選抜について】

　最後は教科の勉強方法についてのお話です。まずは英語科のArisa先生が、英語の学習を4ステップの段階に分け、それぞれのステップの特徴と、その中で気を付けたいポイントを紹介しました。そしてGVでの英検対策についても案内し、英検によって共通テストにも繋がる英語の基礎力アップを図り、また英検のスコアが大学入試において役に立つことをお伝えしました。みなさん普段から英語の勉強を頑張っていると思いますが、その学習の質を高めるためには、どのようなことに注意しながら進めて行けば良いのか確認することができました。

　数学の比嘉先生からは「数学の価値基準を上げる」という壮大なテーマが提示されました。これは、数学を勉強していく際に「公式を覚えた」や「問題が解けた」がどの程度「出来て」いるのかを判断するためで、例えば「公式は書くことができるけど、思い出すのに5秒以上かかる」なら、それは「覚えたとは言えない」という厳しい基準で挑む必要があるということでした。一見厳しく聞こえるかもしれませんが、このように考えることによって、「出来る」という判断基準をレベルアップさせ、より数学の勉強の質を上げる必要があることを知りました。また数学の問題を解く際の思考の仕方についても紹介があり、実際の生徒のノートを例を示しながら、「元々自分はどのように考えていたのか」「この問題を解くためにはどこに考えるポイントがあるのか」に注目することが大切であると分かりました。　
　
▼G V数学の特徴について