海外進学を考えているけど、誰に相談したら良いんだろう。そもそも実際に勉強はどうすれば良いんだろう。海外進学を考えた時、立ちはだかるものだらけ。そんな中でも、台湾に進学を決め、実際に現在も台湾の大学に進学中のまゆさんの体験談を今回はお届け。この体験談を公開しようと思ったのは、同じように海外進学を決めた際にどうして良いかわからない人がいるはず、そんな時に少しでも力になれたらという思いが込められていますので、ぜひ台湾進学を考えている方はぜひ。

 

Q.実際にまずは、まゆさんがどういう事を台湾の大学で学んでいるのか?
私は今台湾の高雄(南部)にある文藻外語大学の国際事務という学部に所属しています。あまり国際事務って聞いてどんなことを学ぶのか想像しづらいと思いますが、日本で言えば社会学部に近いのではないかと思います。主に政治、経済、文化を幅広く勉強する学部です。学部の特徴的なところは、授業の7割がたが英語で授業が行われるところです。他の3割は中国語、たまに台湾語、当たり前ですが日本語は一切出て来ません(笑)授業を受けているとよくこういう時って日本はどうなの?とか日本はどういうシステムなのか教えて欲しい、と先生から振られる機会がたくさんあります。もちろん自分が高校時代に学んで来た知識を活かせた時は、先生方や同級生に日本についって関心を持ってくれるきっかけになったり、全く知識のないことを質問された時はあ~いい機会だったのにやっちゃったな、、、って気持ちになります。現地の同級生と一緒に勉強していて、その中で現地の人が知らない日本の知識をシェアすることができたり、台湾のシステムを勉強しながら自分の中で日本と比較できたり、そういう環境に身を置けていることはとても得ることが多いなと感じています。

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(まゆさんの教科書の一部)

 

Q.では実際に日本の大学と台湾の大学の違いは?
私は日本の大学に通ったことがないので、聞いた話やイメージでしか比較できませんが、大学生活で感じる日本との違いは、みんなの勉強に対する意識の高さです。日本が悪いとかではなくて、システムの違いからだと思っています。学費が安いのと、日本ではあんまり聞いたことがありませんが、、ダブルディグリーをすることが一般的(私のクラスは半分以上の人がしてます。)+ダブルディグリーをしても学費は同じなので、機会があればいろんなことを勉強したいってい人は多い気がします。新卒という制度もないので、みんな一年ぐらい卒業を伸ばして、じっくり勉強しよーって感じです。なので例えば国際事務が主専攻でダブルディグリーで日本語学科も専攻している人は、卒業する頃に二つの学位と日本語(技術)+国際事務(知識)を得ることができます。(真面目にやっていれば。笑) ずらずら~っといいことばかりしか書いていないような気がしてますが、やっぱり外国に来て勉強することは現地の言葉で勉強することになるので、めっちゃ×1000 大変です。笑 英語、中国語、台湾語、と第二に限らず第四言語まで使って勉強してる科目もあるので、負担は多いです。辛いなって正直思うこともありますが、自分で選んでここまで来たこと、周りに支えてくれる友達がいるので、辛くても頑張ろーって気持ちに自然になれます。

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※ダブルディグリーとは?

 

明日は、学校を飛び越しての活動と、まゆさんのしたい事をご紹介していきますのでお楽しみに。
本当にまゆさんもそうでしたが、海外進学となるとどうしても情報も何もかも、それに対応してくれる人もおらず、悩む事も多いかと思いますが、そんな方々の力に少しでもなる事がこの記事で出来れば良いなと思っています。ぜひ、対策についてもお届けしていきますので、お楽しみに。

 

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