こんにちは。GV国語科の大岩です。今回も前回の評論文に引き続き、2019年のセンター国語から小説文の解説をします。
小説も基本的には評論の読解法に準じますが、特に「場面」と「心理」を押さえながら全文を一読し、その理解と設問の要求に基づいて選択肢を積極的に選んでいきます。

出典は上林暁「花の精」。戦時中の私小説(心境小説)。「サナトリウム」(当時不治の病であった結核などの療養施設)、「ドイツ軍の巴里肉薄」(1940年)などの記述から作中の時代が読み取れるが、特に時代背景やジャンルについての理解が必要なわけではなく、前書きを起点として素直に読み進めればよい。

2019年センター国語/第二問(小説)/解説講義

 

沖縄県那覇市の大学受験予備校グレイトヴォヤージュ