自分 :「子どもの貧困は連鎖すると言われている。経済的な格差は教育機会の差につながり、大学の進学率、生涯所得につながっていくんだ。深刻な問題だろう?」

友達A:「深刻だけど、大学に行けなかったり、安定した就職先に務めることができないのは、本人の努力不足、自己責任じゃないかな。」

 

これに対してのあなたの意見とその理由を考えてみよう!

 

というワークに取り組んだりと、普段は中々考えることのない事について今回も取り組みました。第3回目は初の完全オンラインという事でしたが、対面開催とはまた違った可能性を感じることができました。今回のVol.3にて今年の開催は終了しようと思っていましたが、学生たちがこの時間の中で社会を多面的に見るきっかけとなっているな〜という事を実感したため、今後も継続的に開催していきたいと思います。もし、「総合型推薦型入試」での受験を考えている方は、次回開催も楽しみにしていただけたらと思います。

今回のゲストはグレイトヴォヤージュ号、初期を知る卒業生の播磨さんをお招きして学生たちと色々と語り合いました。グレイトヴォヤージュでは卒業した生徒との交流もかなり積極的に行っております。それは航海を始めた頃から一貫してきた「関わった生徒達と沖縄の教育を変える」という思いがあるからです。そんな素敵な卒業生と共に社会をもっと良いものにするための「社会探求活動」をもっと学びへと繋げつつ、地元企業などの問題を解決しながら開催していけたらと考えております。

 

そしてこちらの記事では今回の企画の中で印象に残った事と、実際に参加者と一緒に考えた事をご紹介していけたらと思います。本記事の1番最初に問いかけた質問についてぜひ皆さまにも考えていただけたらと思います。ちなみに今回参加した学生達の意見を少しだけ共有いたします。

正解のない問いを考える!今回の企画にぴったりな問題の一つです。実はこの問題を考えるにあたって実際の入試問題も役に立つかもしれないので、ぜひこちらもご覧いただけたらと思います。

 

2020年/東京大学/国語/第一問/解答解説

九州大学共創学部ってどんな場所?

 

そして、この企画の中で播磨さんが繰り返し話してくれた事が「問いが大切」「考え抜く力が大切」という事です。答えを急ぐあまりに、物事が一つの視点からしか見えなくなってしまい、誰かを傷つけてしまうかもしれない。もっと、その人の背景や原因について考え抜くことで、問題の本質に気づける視点をつける事ができるのではないか?そんな事を改めて気づかせてもらった気がします。それは、旅人として世界の問題を目にし、ずっと日本の子供達の現状と向かい合ってきた播磨さんだからこそ伝えられたことじゃないかと思います。

 

参加者の声も準備でき次第公開させていただきますので、実際の受講者の声も楽しみにして下さい。そして、このブログをご覧になられている皆さまにもせっかくなので、一つだけプレゼントを送りたいと思います。

 

まずは社会で起きているあらゆる事を目にして下さい。その手段はどんな方法でも構いません。ツイッターでも、インスタでも、Youtubeでもあなたの身の回りのどんな情報でも良いです。そこから最も自分が興味を持った事を、不思議に思った事をぜひ自分で調べ、そして自分なりの意見を考えてみましょう。社会には沢山まだまだ課題があります。その課題は簡単には解決が難しい事だらけですが、もしかしたらあなたが興味を持ち考え抜いた先に解決の糸口が見えてくるかもしれません。ぜひ、まずは始めてみて下さい!

 

最後は企画の最後で播磨さんがこんな言葉を伝えてくれていたのでシェア!

「どれだけ考え抜いたかがその人を作る!」

ぜひ沢山の答えなき問題と向き合い続けて下さい。もし、そんな問題なんて見つけるのがそもそも難しいよ!って方は、まずは上記の事に取り組んで欲しいです。でも、そこからどうしたら良いのか?そんな方は一度グレイトヴォヤージュの探求活動Vol.4以降もしくは体験授業に足を運んでいただけたらと思います。Vol.1、Vol.2が気になる方は下記よりご覧いただけたらと思います。

【コロナ×観光】

【コロナ×福祉】

社会探求活動以外にももっと早くにGVを感じられるのが現在開催中の「プレ夏期講習」。こちらもオススメですので、ぜひご覧いただけたらと思います。