受験生になりました。で何すれば良いの?早めに受験生活を始めたいんだけど、何をしたら良いの?もちろん勉強を始めるのは大事ですが、その中で大事になってくるのが、進路の選択です。でも大学っていっぱいあって、どの大学が良いのか?それに加えて、学部学科、そして試験方式と考えるだけでいっぱいいっぱい後回しにしたくなってきます。もちろん、現在も取り組んでいる方や色々と調べている人もいるかと思いますが、果たしてその情報は本当にあなたにあった方法なのでしょうか?そんな悩みを抱える方々のために、今回は「誰も教えてくれない進路選択」と題して、玉城先生に色々と伺ってきましたので、その内容をご紹介していきます。これから受験を進めていく、高校1年生高校2年生の方はもちろん受験を考える全ての人に役立つ情報となっておりますので、ぜひご確認いただけたらと思います。

 

1.学部を決める方針はどうする?

『専門早期決定型』大学入学時点で学部学科が決まり学ぶ内容も決まる形。

向いている人➡︎医師の資格を取りたいから医学科に行く! 生物の研究をしたいから理学部生物科に行く!など 大学入学の時に学びたい学問が明確に決まっている人 取りたい資格があり、そのための学部が決まっている人向け 。

例)琉球大学医学部医学科 、琉球大学理学部各学科

 

『学科途中決定型』大学入学時点で学部が決まり、専門的に学ぶ内容は在学中に決める形。

向いている人➡︎工学部が面白そう!理学部が面白そう! など学部レベルでの興味は決まっているけど その中で何をやっているのかあまりわからず 専門分野を決められない人向け 。

例) 琉球大学の工学部、琉球大学の国際地域創造学部

 

『学部途中決定型』大学入学時点では学部学科が決まらず、在学中に学部学科を決める形。

向いている人➡︎理系で行くのは決めたが 工学、農学、理学のどっちも面白そうなど 理系科目が好き、文系科目が好きなどがあるが その中でどの学部が良いかを決めることができない もしくは大学である程度勉強してから決めたい人

例) 北海道大学 総合理系、東京大学 理科1類など

 

『分野横断型』専門分野を1つに決めることなく、文理を越えて複数の専門を組み合わせて幅広く学ぶ形。

向いている人➡︎生物学を勉強して、人間の生物的な側面を理解した上で 人間がどうして争うのか国際関係論を考えたいなど 文系や理系の枠や従来の学問の枠にとらわれずに 色んなものを学んで自分の選択肢を広げたい人向け。
 
例)京都大学総合人間学部、九州大学共創学部、新潟大学創生学部など

 

自分はどの型に向いているか、ぜひ今日は考えて見ましょう!!

 

2.学部についてもっと知ろう

今回は学部についてもっと知ろう!ということで いろんな学部について説明していきたいと思います。 まずは人文社会学部について。 琉球大学の人文社会学部の中身を見ていきながら 大学で学ぶ学問についても紹介していきたいと思います。

 

人文社会学部ってどんな学部?

人文社会学部では法学、政治学、国際関係学、哲学、教育学、心理学、社会学、歴史学、民俗学、言語学、文学などを学びます。国際法政学科人間社会学科琉球アジア文化学科の3つの学科からなり、その中にそれぞれ2~3の専門のプログラムがあります。それぞれ2年生になるときに大学の教員と相談しながら専門を決めることになります。

 

・国際法政学科 (法学プログラム、政治・国際関係学プログラム)

・人間社会学科 (哲学・教育学プログラム、心理学プログラム、社会学プログラム)

・琉球アジア文化学科 (歴史・民俗学プログラム 文学プログラム 言語学プログラム)

 

これらのうち、今回は国際政治学科の法学プログラム、政治・国際関係学プログラムの2つについて簡単に解説していきます。

 

法学プログラムとは?
まずは法学プログラムについて。
法律は社会のルールです。 社会のルールは何のためにあるのでしょう? 街で歩いているときに、通りすがりの人にバックを奪われたとします。

このときに法律がなくて、この相手を罰することができなかったら、泣き寝入りをすることになります。 それが普通の社会だとすると、どういう人から狙われるでしょう? やり返して来なそうな人 逃げ切れそうな人、そういう人からねらわれていくでしょう。高齢者や子どもなどからねらわれていきます。

そうならないように、色んな弱さを抱えていたとしても、みんなが安心して生活をするためにも 社会にはルールが必要です。 じゃあ今度は どんなルールだったらいいんでしょう? みんなが楽しく平和に過ごしていくために、どういう社会であったら良いんでしょう? その社会を作るためにどんなルールが必要でしょう?

そういったことを考えていくためのヒントが たくさん詰まっているのが法学です。

大学卒業後は、弁護士や検察などの法曹になる以外にも、県庁や市役所などの公務員になる人、一般企業に就職する人など様々です。 どんな職業に就こうとも、法学を学ぶことを通じて物事を分析し、考察し問題を解決する力そのものが鍛えられるので、その力を活かして働くことになります。

 

政治・国際関係学プログラムとは?
次は政治・国際関係学プログラムについて。
「政治」は互いの利害や意見、主張の対立を調整しまとめていく行為です。 身近なところでいくと 友人とご飯を食べにいくときにどこに行くか? 遊びにいくときにどこにいくか? こういったことを決めることも政治の一部です。

文化祭でクラスの出し物を決めること、部活でキャプテンを決めることもです。 このときにどうやって決めたら みんなが納得するのでしょうか? このことを学問として、じっくりと考えていくのが政治学と言えるでしょう。

「国際関係学」は、 国と国との間で起こる問題に対処するための方法や知識を学ぶものになります。 その対象は法学、社会学、経済学など多岐に渡ります。 何故この学問が重要になるかというと昨今、国と国との間で ヒト、モノ、カネ、情報のやりとりが 近年どんどん増えている状況があります。 そうすると国と国との間にトラブルも生じます。 沖縄であれば基地問題は まさに国際関係学の力を必要とする問題でしょう。

アメリカと日本、中国や台湾、北朝鮮など 多くの国の状況が関わってきます。 文化や言語、経済や政治の体制も違う 国々の交流が活発になっていく中で、世界の国々と共に生きていくためには どうしたらいいのか? こういうことを考えていきます。

 

以上、今回は琉球大学の人文社会学部の国際法政学科の2つのプログラムに合わせて、法学、政治学、国際関係学について簡単に解説していきました。もう少し詳しく知りたいという人は以下のリンク先の記事を読んでみたり、自分なりに深めていってください。

 

⬛︎ synodos 「高校生のための教養入門」

⬛︎ 比べてみないと、相手も自分も、分からない――物差し同士も照らし合わせて 比較政治学者・浅羽祐樹氏インタビュー https://synodos.jp/intro/9458

⬛︎ 賢く怒れ!憤れ!――平和構築学とはなにか 紛争解除人・伊勢崎賢治氏インタビュー https://synodos.jp/intro/8379

⬛︎ いずれぼくの仕事がなくなる世界を目指して ―― 国際機関で働くこととは? ユニセフ教育担当官・畠山勝太さんインタビュー https://synodos.jp/intro/5045

⬛︎ わたしたちの自由はどうやって守られているのだろう ―― 繊細な憲法を壊さないために 憲法学者・木村草太氏インタビュー https://synodos.jp/intro/4633

⬛︎ 政治家を悪者にしてもなにもはじまらない 政治学者・菅原琢氏インタビュー https://synodos.jp/intro/3706

 

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