夏休み

明けましておめでとうございます。グレイトヴォヤージュ代表の大岩です。

GVも今年、国際通りのアーケード街空き店舗に急遽開塾してから4年目、少し「立派」な泉崎の現校舎に移転してから3年目を迎えます。初めはこっそり「隠れ家風」の予備校としてあまり気付いてもらえませんでしたが(笑)、今では多くの生徒さんや保護者の方に知っていただき、年々たくさんの生徒に通ってもらえるようになりました。色んな所で応援や叱咤激励の声もいただいております。有難うございます。

今年は益々沖縄の社会に深く根を下ろし、少しでも恩返しできるように励んでいく所存ですが、こうした時こそ開塾一年目、アーケード校舎で生徒と濃密に向き合った時の初志を忘れたくないものです。

 

「正しいことをやり続ける」

 

僕が講師として駆け出しの頃、大変な恩を受けた方が、たびたび仰っていた言葉です。「正しいこと」とは何とも大雑把で、下手すれば独善に陥る可能性を孕む。しかしガムシャラに仕事に励み、生徒の一人ひとりと真剣に向き合う中でストンと「問い」が落ちてくる。「この生徒に対して何ができるのか?」僕は今では経営者という立場を得ましたが、幸いなことに今でも一講師として多くの生徒に濃密に関わらせていただいています。その中で、先の、答えの決まらない「問い」に真摯に向き合い、追究し続けること、、この積み重ねこそが、経営上においても、正しい道である(これが唯一の僕の「経営」理念です笑)、と確信しています。

 

「一人一人を大切に見きる」

 

ならば、予備校として、教育の場として、究極的に目指すものは上に尽きると考えます。それを実現するシステムをGVの「スタンダード」と見なしています。

第一に、可能な限りで、多くの生徒に質の高い授業を提供する。そのためにGVでは、沖縄でもトップの実績と教授力を持つベテラン講師や今後沖縄の教育を牽引していく情熱溢れる若手講師が揃っています。
それを前提として、第二に、全ての生徒の課題やレベルに対応した個別指導を施す。これを一人ももらすことなく実現するために、GVには質量共に十分な、琉大医学科生を主としたチューターが待機しています。
第三に、GVでは「関係」の中での学びを重視しています。その要となるのが進路アドバイザーで、皆が切磋琢磨しながら高め合う環境作りや保護者の方との密な連携などを実現していきます。
第四に、こうしたサポートを可能にする人材を質量ともに揃えるという観点からご料金を設定していますが、原則同じコースで同額になります。全ての生徒を「特別に待遇」する考えで挑みます。
第五に、GVのサポートにおいては「受験」は大切な通過点です。生徒一人ひとりが自らの「未来」を豊かにする学びを、あらゆる場を通して設けていきます。

 

GVは一校舎のみの小さな予備校です。しかし志は大きく、より多くの方に「最高」の学び場だと言っていただきたい。そのためにスタッフが一丸となって、生徒一人ひとりが満足しきるように、徹底的に向かい合っていきます。

小石を池に投げ入れて、その波紋がじんわりと広がっていく。
GVは小さくとも、固く鋭い石でありたい、と思います。

 

「GVスタンダードから沖縄スタンダードへ」