Q. 合格をした瞬間について教えてください。

結果を見る瞬間まで、「もうダメなんじゃないか」と思っていました。実は、今回の合格は4回目の挑戦でした。総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜A日程と、それまでに3回、不合格を経験していました。最後にB日程で合格することができました。結果を見たときは、本当にほっとしました。嬉しいという気持ちと、安心した気持ちでいっぱいでした。合格発表は、半泣きで見ていました。これまで何度も心が折れそうになりましたが、そのたびに自分を見つめ直して、先生たちと向き合いながらここまで続けることができました。

 

Q. これまでの受験の流れについて教えてください。

最初に受けた総合型選抜は、倍率も高かったですし、初めての挑戦でもあったので、正直「落ちてもそこまでではないかな」と思っていました。でも、本命は学校推薦型選抜でした。絶対に学校推薦で決めたいという気持ちがすごく強かったです。今思えば、推薦で受かれば時期も早いですし、教科数も少ないですし、共通テストも受けなくていいので、その方が楽なんじゃないかという気持ちもあったと思います。それに、自分の熱意を直接伝えられる推薦の方が、一般よりも受かりやすいんじゃないか、という思いもありました。だからこそ、不合格だった時の衝撃はすごく大きかったです。その時は、一回心が折れた時期がありました。でも、その時に支えてくれたのが先生方でした。「この経験は無駄にはならないんじゃないか」と声をかけてもらって、一般入試も視野に入れてここまでやってきたことの意味を、もう一度見つめ直すことができました。

 

Q. 学校推薦型選抜に落ちたあと、どのように気持ちを立て直しましたか?

学校推薦型選抜に落ちたあと、すぐに共通テストと一般入試に向けて切り替えないといけなかったんですが、正直すぐには立ち直れませんでした。不合格だった時はたくさん泣いて、持ち直すまで1週間ぐらいかかりました。そんな中で大きかったのが、先生との振り返りでした。特に熊井先生と話したことで、「自分はもう全部やり切った」と思っていた中にも、まだ改善できる点があると気づくことができました。落ちた時は、できることは全部やってきたつもりだったので、もうどうしていいかわからない状態だったんです。でも先生と話して、まだ改善できるところがあると気づけた時に、もう一度希望を持てました。さらに後押しになったのが、大学からの成績開示でした。面接とエッセイの点数や、合格者最低点に対してどれくらい取れていたかが分かって、不合格者の中でも上位だったことが分かりました。あと少しだったんだなと思えました。そこから、B日程ならいけるかもしれないって思えました。

 

Q. B日程に絞るという決断は、どのようにして決めたのですか?

推薦の経験を経て、A日程ではなくB日程に絞ることを自分で決めました。理由ははっきりしていました。国際教養大学のB日程は、共通テストと二次試験の比率が1対1なんです。一方で、A日程は共通テストの比重がもっと大きくなります。推薦で英作文を本気で頑張ってきたので、それが生きるのはB日程だと思いました。A日程だと、どうしても共通テストの点数に左右されてしまうので、B日程の方が望みはあるんじゃないかと思ったんです。結果的に、その判断が合格につながりました。

 

Q. 国際教養大学を志望したきっかけを教えてください。

もともと英語が好きで、高校に入った頃は英語の先生になりたいと思っていました。でも、高校2年生のときに10か月の留学を経験したことが、大きな転機になりました。留学先で、周りの人たちがちゃんと夢ややりたいことを持っているのを見て、「自分はぼんやりしていたな」と思ったんです。帰国してから、改めて自分は何をしたいのかを考えるようになりました。その中で、「教員だけじゃないかもしれない」「もっと本気で英語を学びたい、英語を使って学びたい」と思うようになりました。先生との面談を通して、県外の大学も視野に入れるようになり、そのときに国際教養大学を知りました。知ったときに、「もうここだな」と思って志望することを決めました。その後、推薦対策や過去問を解く中で、志望はさらに明確になっていきました。そして将来、開発途上国のコミュニティ開発に関わりたいという新しい目標も見えてきました。開発学を教えている教授がいることや、少人数授業であることも、自分にすごく合っていると思いました。

 

Q. GVに入ったきっかけを教えてください。

GVに入ったのは高校2年生の後半でした。志望校は決まっていたんですが、まだ本気で受験に向かい切れてはいない時期でした。きっかけは、Instagramで見た先輩の合格報告でした。直接話を聞いたら、「すごくいいよ」と勧めてもらって、それで体験に行きました。その時に與那城先生の授業を受けて、「ここに入りたい」と思いました。最終的にGVを選んだ決め手は、先生との距離の近さと、英語の先生方のレベルの高さでした。

與那城先生や熊井先生のもとで学びたいと思いました。

体験授業の段階で、すでに違いははっきり感じていました。わからないところを聞いた時に、説明がすっと入ってくるんです。一度聞いたら忘れないような説明をしてくださって、それが体験の後もずっと残っていました。

 

Q. GVでの1年間で、自分が変わったと感じることはありますか?

入塾してからの1年間で、自分が大きく変わったと思うのは、質問する姿勢だと思います。自分がわからないところを必ず聞くっていう癖が、この1年間でついたかなと思います。最初は、数学の授業で質問することにも戸惑いがありました。でも平安先生がとても丁寧に教えてくださって、だんだん「聞いた方が得だな」と思えるようになりました。

その感覚は数学だけではなくて、英作文や国語にも広がっていきました。

質問するたびに、すごくいいことを教えてくださるので、「やっぱり聞いた方が得だな」と思うようになりました。GVの先生方は、ただ質問に答えるだけではなくて、その周辺の知識まで含めて教えてくださるんです。だから理解が深まりますし、定着していく感覚がありました。その積み重ねが、自信につながっていったと思います。

 

Q. 熊井先生(英語/世界史/国語)担当の魅力とは?

熊井先生は本当に優しい先生で、自習室で勉強していたら、いつも声をかけてくださるんです。「ここまで終わった?」みたいに気にしてくださっていました。熊井先生のすごいところは、優しいだけじゃなくて、質問すると1聞いたら5返してくれるところです。しかも、その知識が教科の枠を超えて広がっていきました。

特に印象に残っているのは、英作文やエッセイの指導です。間違っているところだけを直して返す先生が多いと思うんですけど、クマイ先生はお手本を書いて返してくださるんです。だから、ゴールがどこなのかがすごく見えました。自分の文章がまだ形になっていない段階から、完成形を見せてもらえるので、何を目指して書けばいいのかがはっきりしました。熊井先生のお手本のエッセイを、音読しながら勉強していました。

それから、受験英語だけで終わらない学びを示してくれたことも大きかったです。自然な英語を身につけるためのYouTubeや記事、本などを紹介してくださって、「いろんな学び方がある」ということを教えてくれました。受験が合格だけがゴールじゃないっていう感じがあって、楽しみながら学べたのがすごく大きかったです。

 

Q. 與那城先生(英語)担当の魅力とは?

與那城先生は、辛口だけど愛のある先生だと思っています。すごく辛口コメントをくださるんですけど、その中にすごく愛があると感じました。2年生の後半から英作文のクラスを受けていたんですが、日本語を英語に直すためのテキストを作ってくださって、それを受験直前までずっと繰り返し使っていました。それが合格につながったんじゃないかと思っています。

それから、エッセイに必要な知識や視点を身につけるために、早稲田や東大など他大学の長文を用意してくださって、それをもとに授業の中で対話を重ねていきました。授業では会話している時間がすごく多くて、その中で知識を吸収できたと思います。與那城先生は、「ここがダメ」と指摘するだけでは終わらなくて、どうすればよくなるかまで具体的に示してくださいます。そして、次に改善できたところがあれば、そこをきちんと見て認めてくれるんです。できていないことは厳しく言ってくださるんですけど、伸びたところはちゃんと見て言ってくださるので、その厳しさは突き放すためじゃなくて、伸ばすための厳しさなんだと感じました。

 

Q. 大岩先生の授業で印象に残っていることを教えてください。

推薦対策から二次試験の国語、小論文まで支えてくださったのが大岩先生でした。大岩先生もすごく優しい先生で、推薦の時から面接練習をお願いしていました。たまたま授業が少人数になった日に、大学の話になって、「じゃあ一緒に対策しよう」と言ってくださって、そこから自然にサポートしていただくようになりました。

国際教養大学の二次試験では、リベラルアーツらしい古典的な文章や、抽象度の高いテーマが出題されます。共通テストが終わってから本格的に二次の国語対策を始めたので、時間的にも内容的にもかなり大変でした。それでも、大岩先生の指導のおかげで、背景知識や論じ方、物事をつなげて考える視点が少しずつ身についていきました。難しい文章もわかりやすく言い換えてくださったり、現代社会の問題につなげてくださったり、前に解いた過去問との共通点を示してくださったりして、いろんな知識がつながる感覚を持てるようになりました。

問題は毎年違いますが、「根底にある本質は同じなのではないか」と考えられるようになったことが、本番での強さにつながったと思います。

大岩先生との授業がなかったら、絶対合格していなかったと思います。

 

Q. GVの魅力はどんなところだと思いますか?

やっぱり一番は、先生とたくさんコミュニケーションを取れることだと思います。個別授業の時間だけじゃなくて、授業の前後や自習室、ちょっとした質問のタイミングでも、先生と自然にやり取りができるんです。しかもGVは校舎が1つなので、行けば先生がいるんですよね。いつ来ても先生がいるっていうのは、すごく魅力だと思います。

それから、GVの良さは単なる教科指導だけじゃないところにもあると思います。教科の枠を越えた知識とか、大学や社会とのつながりとか、学び方そのものまで含めて教えてくださるんです。学校ではなかなかそこまでできないですし、GVでは教科の枠を超えた知識が得られると思います。特に国際系の大学を目指す生徒にとっては、それがすごくためになるんじゃないかなと思います。

それに、先生方が生徒一人ひとりをよく見てくださっていると感じました。声をかけてくださったり、気にかけてくださったり、必要な時には厳しく言ってくださったり、そういう関わりが日常にありました。

濃い時間を先生と過ごせるっていう意味では、本当に大きいと思います。

 

Q. 同じように国際教養大学や国際系の大学を目指す後輩たちへ、メッセージをお願いします。

一番伝えたいのは、志望校への思いを忘れないでほしいということです。4月の時点では、私は「なんでそこに行きたいのか」をピンポイントで言える状態ではありませんでした。ただ、英語で学べるからとか、リベラルアーツだから、というぐらいでした。でも、推薦対策や情報収集、過去問演習を通して、自分が将来何をしたいのか、そのためにどんな学びが必要なのか、それがなぜこの大学でなければならないのか、ということが少しずつ明確になっていきました。

大学のウェブサイトを見たり、教授の授業内容を調べたり、受験生向けの情報に目を通したり、在校生の方に話を聞いたりしました。そうした積み重ねの中で、「ここしかない」と思えるようになっていきました。

それから、過去問もただ点数を測るためのものではありませんでした。その大学が何を問うのか、何を大事にしているのかを知ることで、「面白い」と感じる瞬間が増えていきました。過去問を解いていて面白いと思えた時に、やっぱりこの大学がいいなって思いました。志望校への思いは、待っていれば生まれるものではないと思います。自分から知ろうとして、考えて、向き合っていく中で深まっていくものだと思います。

その思いが、最後の最後で自分を支えてくれる力になると思います。

 

Q. これからの目標を教えてください。

大学では、英語を学ぶだけじゃなくて、英語で学ぶというところを大切にしていきたいと思っています。開発学と、それに関連する学問をしっかり勉強して、4年間を無駄にしないことが一番の目標です。