Q.大岩先生(国語/社会担当)のオススメポイントは?

まずは日本史に関してなんですけど、かなり莫大な知識量で、何を聞いても答えてくれます。私立は大学によってもかなり傾向が変わってくると思うんですけど、大岩先生はその傾向も各大学で把握していて、凄く安心できました。解き方をゆっくり教えてくれますし解答だけの説明でなく、問題文の説明とかもあるので、日本史が苦手な人にもおすすめです。自分は日本史が好きだったんですけど、大岩先生が語ってくれる日本史の裏情報がとても面白く、楽しみながら学ぶ事ができました。先生が楽しそうに話してくれる点もオススメポイントです。

 

国語については、解き方を細かく教えてくれ、それがめっちゃ良かったな~って思います。現代文とかって自分の母国語だから、簡単そうに見えますがコツを掴むまではみんなが苦労する教科の一つだと思います。その中で解釈の仕方をすごい丁寧に教えてくれ、大岩先生の解き方を真似しよう真似しようとずっとしていました。

 

解き方ってどういうことですか?
線の引き方とか、それこそどこをポイントにして文章を読むのかという事です。逆説があったりとか、この言葉がきたら前と後ろの部分を否定して言っているのか?それに加えて言っているのか?簡単そうに見えるけど意外とその解釈の仕方で答えが全然変わってきたりするので、大岩先生が解いた筆跡を、必死に後追いするようにしていました。

 

それまで自分は感情で現代文を解いていたんですけど、ちゃんと根拠を探し、答えの選択肢にはきちんと理由が書かれていると、読み取りの順序や順番の付け方とかも教えてもらいました。

大岩先生よりメッセージ

「きしほさんはとても優秀で、こちらからあまり付け加えることがない(笑)。それで邪魔しないように、彼女が疑問に思ったことに対して的確に答えるように心がけていました。彼女は高1の時からGVに通ってくれていましたが、その時から周りより一つ大人びていましたね。でも特に、3年になってアメリカに留学し、コロナの影響でこの春予定より早く帰ってきて、再びGVに復帰した時、カリスマ性を増した感じでした。

 

勉強面でも自分のやるべきことを分かっていて、国語にしろ、日本史にしろ、一つ一つの事柄を疑問を残すことなく完璧に理解しようとする姿勢が素晴らしいところでした。早稲田大学を始めとして受験した上位私大を総なめにしたのも当然の結果だと思います。彼女にとってはこれからが本番、全国から精鋭が集まる早稲田大学でリーダーシップをとって欲しいと思います。」

 

 

Q.與那城先生(英語担当)のオススメポイントは?

留学行く前の英語レベルの時は、結構自分は感覚でやっていた部分があり、文法がルールにのっとって凄いなと漠然と思っていました。それが留学から帰ってきて、先生の難関私立の授業を受け出して「感覚だけではいけないんだな〜」と分かった時に、よなしろ先生の、英語辞典が頭に入っているみたいな感じが凄いなと感じました。とても英語に詳しいですし、単語の由来とかも教えてくれるので理解も進みやすかったです。

 

また、留学から帰ってきて英語力は上がっていたんですが、英作文において結局は何を聞かれているかが考えられず感情的に目立つ言葉をパッと書いていました。それがただ英語で文を書くのではなくて、どうやったら面白い文になるのか、なんでこのタイミングでこの問題が出てくるのかを社会情勢などとリンクしながら、出題した人が見て欲しいものはなんなのかを考えるようにというアドバイスをいただいた事で、作文の書き方が結構変わったかなと思います。

 

與那城先生は一人ひとりの弱点や癖を把握してくれ、それに合わせて解き方をちゃんと考えながらやってくれるのでとてもありがたかったです。個別で聞きに行っても凄く分かりやすく丁寧でとても良い先生です。

與那城先生よりメッセージ

彼女はとても行動力がありすぎるくらい、行動力があります。その反面、ちょっと抜けている所があるんですが、そのバランスが多くの人が彼女に魅力を感じる部分でもあるんじゃないかと思います。だから、大学でも今のまま興味がある所にはまっすぐに溢れる熱意を持って突き進んで欲しいです。

 

そしてぜひ、周りに恵まれてきた事にも思いを馳せて欲しいです。これまで、抜けている部分があっても「やりたいことができて、成長できた」のは、彼女自身の努力はもちろんですが、周りの人達が凄く支えてくれたのもあると思います。

 

それに応えるくらいのエネルギーが彼女にはあるので、今後もそうやって頑張って欲しいですし、結局はドンドン偉くなっていくはずなので、その時にちょっとだけ周囲に支えられてきたのを思いだして、自分の事だけじゃなく、周囲の事を考えて、少し社会に還元できるような、大物になって欲しいです。

 

 

Q.GVで過ごした日々はどうでしたか

自分はめっちゃクサいかもしれませんが、GVのモットーである【教育で沖縄を変える】という事をめっちゃ感じていました。成果主義だけで、生徒がどこの大学に入ったか、生徒が模試で何点取ったかにフォーカスするより、本当に沖縄の高校生が不利である受験において、そういう不利な状況でどう勝たせていくのか?大学合格だけでなく、その後にどう沖縄に貢献できるのかをちゃんと考えてやっているんだろうなと思い、こういう感じなのがもっと広がれば良いな~って思っていました。そうすればもっとみんなやる気出るんじゃないかな〜とガチでずっと思っていました。

 

合格させるだけなら点数を上げさせたら良いからできると思います。でも、GVは人間性も鍛えようとしているのかな~って過ごしていく中で凄く感じていました。人間含めて、自分が行きたい大学に行って勉強して、沖縄に帰ってくる。きっと、こういう環境で合格を掴み取ったという経験があるなら、将来的にGVを出た人が沖縄のためになるような事をすると思うから、そこは本当に素晴らしいと思っていました。

あと、先生たちが学ぶことに対して凄く楽しそうに話しているから、勉強の入り口が誰にとっても入りやすくなるのかなって感じです。その入り口として、金城さんの授業は良いと思います。あんなに社会問題について高校生が色んな学校の人達と話せるのは貴重だと思っていて、あの時間は凄い楽しかったですし、自分と違う意見とかもにも多く触れる機会もあり、凄く成長できました。