ノーベル賞経済学者スティグリッツ教授は、記事の中で1980年代以降の国際経済の性格を「スペアタイヤのない車」と表現している。それは、短期利益に集中して長期安定性に注意を払わなかったということを意味するが、それから生じる問題点がコロナの感染拡大で浮き彫りになったとしている。氏はここで、行き過ぎた金融自由化とグローバル化としか述べていないが、それをオイルショック以降、先進諸国に促したのは新自由主義と呼ばれる概念である。

【GV週末ニュースvol.1】新自由主義(ネオリベラリズム)とは?