傾向分析と対策について

知識問題では、化学範囲のものが多く出題された。問題文を読めば解答できる問題ではあるが、問題文を注意深く読んだり、グラフから正確に情報を読み取る必要がある。読解力や考察力が試される問題だと感じた。 また、質量パーセント濃度を用いる問題が多く出題されている。多くの化学基礎選択者が苦手とする問題である。質量パーセント濃度を正しく理解していなければ、計算問題で点数が取れなかったのではないだろうか。 多くの模試や予想問題集で出題された、中和や酸化還元の逆滴定は出題されなかった。来年度以降も目新しい形式の問題が出題されるのではないだろうか。

 

生物・化学担当 塩谷拓海