共通テストの特徴

今年の共通テストの地理は、前回と比べ知識だけで解ける簡単な問題は少なくなりました。長い問題文でまた複数の資料や地図を見て考えなければならず、問題の意図を理解するのに時間を費やします。出題分野は、地理の全分野から満遍なく出題され、地理に関わる諸事象の仕組みや過程を考えながら多面的・多角的に考察する問題が多く出題されました。問題の一部では、一つの問題でも様々分野の知識を考えながら解く問題が出され、悩んだ生徒もいたと思われます。地誌の問題では前年の試験で指摘された一部地域の偏りを是正するため、センター試験でも出題された比較地誌(今回はチリとニュージーランド)が出題されました。また地誌の知識問題は、第4問の地誌だけでなく他の第問でも他の地域や国が出題されため、偏った地誌の勉強ではなく全体的に学ぶことを大事です。全体的に問われた知識は標準的であったが限られた時間内で問題の情報を処理する力が試される試験です。

今後の学習はどうしたら良いの?

1 基礎知識を理解して覚えよう! 系統地理の分野を仕組みや理屈を理解しよう。

「なぜ、ここはこのような気候になるか」「どんな理由でこの場所に工場が立つのか」を地理的な視点で理論的に学ぼう。基礎的な仕組みが理解できた後で、学校のテキストなどで地理用語の暗記をすることが大事です。

 

2 地図帳で確認しよう。 地理の問題では、世界地図を使った問題が多く出題されます。

どこにどの国があるかはもちろんのこと、世界の山脈(新期造山帯、古期造山帯)や世界の気候などを系統地理で理解した仕組みを考えながら地図上でその場所を覚えよう。そうすることで地理的事象の仕組みや変化が地球全体で把握できるようになります。

 

3 グラフ・地図・表の問題に強くなろう!

地理は様々なグラフ問題が出題されます。問題文とグラフ・地図を読み、その問題が聞いている意図を瞬時に理解しないといけません。系統地理で身につけた知識を使って様々なグラフ問題を解こう!

 

地歴・英語担当 大城祥太