本コーナーではAO推薦入試で受験を考える学生が7つのルールを通して受験と向かい合えるをコンセプトに掲載しております。AO推薦入試をお考えの学生は一つ一つ実践していただけたらと思います。こちらの記事では7つのルールと同時に7つのワークを通してより細かく自身の考えや将来を考えるために役立つ内容となっております。

 

①自分の好きを正直に

AO推薦7ルール

AO推薦入試で書類を書く際にポイントとなるのは、やはり「自分の中から何かが出てくる事」!もうこれに尽きます。自分の中から出てきたものでない場合は、多くの学校で行われている面接においてその熱を伝えられない事が多くある。だからこそ、まずは自分の好き(夢中になる事)を紙に書き出してみる。繰り返しになりますが、目に見える形で紙に書き出すだけで色んなモノが見えてくる。ぜひこちらに取り組む際は白紙を用意しその紙に書き出す事。

 

〈ワーク1日目〉自分の好きを書き出そう

出来るだけ沢山の好きを紙に書き出してみる。10分間で100個を目標に書き出してみよう。

《注意点》こんなの書いて良いかな。これだったらカッコいいかな。などといった余計なものは一切排除。自分の気持ちにしたがって、なりたいものは「仮面ライダー/プリキュア」と言っていた時の自分に戻って取り組んでいただけたらと思います。

 

②反対側から持ってくる

AO推薦7ルール(2)

その2「反対側から持ってくる」をご紹介。普通に将来を考えた場合、出てくるものは関連するもの、するとあまり味気のないヴィジョンになってしまいがちだと思います。

そこで少しだけスパイスを加える方法こそが今回の「反対側から持ってくる」。初めて取り組む人にとっては、どう取り組んで良いかわからないと思うので、「最悪を考える」➡︎「その後最高」に変えていくみたいに取り組んでいただけたらと思います。初めから最高を求めるとこれまたどこにでもありそうな内容になってしまうので、ポイントは最悪から最高へです。

ただし、ここでのポイントはやはり①で紹介させてもらった「好きな事(夢中になれるモノ)」はしっかりと取り組む事!こちらが未来を切り拓くための重要な第1歩となります。

 

〈ワーク2日目〉あなたが思う最低の志望理由書とは?

あなたが思う最低の志望理由書を書いてみよう。そして、その最低の志望理由書が書けたら今度は、それを最高のモノへと変えていく。その過程で、どういうモノがマイナスとなりどういうモノをプラスとして受け取ってもらえるのかを体感していきましょう。

 

③数字でまとめてみる

AO推薦7ルール(3)

志望理由書を見ていると、特に気になるのが文章をどう繋いで良いのか分からずに、言いたい事は良い感じなのに惜しい文章を多く目にします。

そんな時は、主に自分の中でもまとまっていないけれどもとりあえず書いてみた!という事が読み手には伝わってくる。そうなってくると、せっかく内容は良いのに文章が邪魔をしてしまい、結果的にあまり印象に残らないという事態になるかもしれません。

ではその事態に陥らないための方法が、本日ご紹介させていただく「数字でまとめてみる」です。言いたい事を例えば3つとおいて上げることで、自分の言いたい事もまとまりますし、読んでいる人や、面接の際にもメモを取りやすくなります。誰にとっても嬉しい方法ですので、ぜひ志望理由書の中で書き方に困っているのなら、ぜひ自分の学びたい事を3つでまとめてみましょう。

そうするだけで、本当に自分が読み手に届けたい事が何なのかを見つける事ができます。という事で、本日のワークは「あなたの学びたい事を3つでまとめてみよう」です。

 

〈ワーク3日目〉あなたの学びたい事を3つでまとめてみよう

あなたが大学に進学し学びたい事、身につけたい事を3つにまとめてみましょう。ひとつ、ふたつ、みっつと当てはめてあげるだけでやりたい事がかなり形になってきます。

 

④シラバスを活用してみよう

AO推薦7ルール(4)

 

シラバスって何!?多分多くの高校生が口を揃えて「それなんですか?」と尋ねてきます。実は、知らないと知っているとでは大学での学びを主張する際にも大きな差が出て来るという事はご存知でしょうか?

大学では、通常各学期ごとの授業計画を先生方が丁寧にまとめてくれています。そこでは、どのような力を身につけて欲しいか、どういう授業をするか?などなど、志望理由書を書く際にも役立つ情報が満載となっています。そんな大学の学びのお得情報が書かれたものこそ「シラバス」なんです。

ぜひ、シラバスを利用し大学生活を更に詳細に想像し、合格を掴み取るための準備をしていきましょう。

 

〈ワーク4日目〉学びたい事に対応した3つの授業を見つけてみよう!

ワーク3日目で挙げた学びたい事、身につけたい事。その学びたい事、身に付けたい事は大学のどういう授業で身につけることが出来るのか?もしくは、学ぶ事が出来るのか?シラバスを検索しながら、ぜひ見つけてみましょう。

 

⑤大学を擬人化してみよう

AO推薦7ルール(5)

擬人化と言っても何やねん!そうツッコミが起きそうですが、4の「シラバスを活用してみよう」とも少し関係してきますが、今回はこの大学でなきゃいけない理由を更に探っていく!という内容となっております。

皆さんには好きなアイドルや、好きな歌手はいますか?その好きなアイドルなどの事が好きならまずは何をしますか?曲を出しているなら曲を探して聞いたり、テレビに出ていたらテレビをチェックしたり、そのアイドルの情報を集め始めると思います。もちろん、その後はライブに行ったり実際に会いに行く。会いに行って「大好き」ですと伝えてみる。なんて事があるかと思います。

大学選びも興味を持つ大学選びからスタート。そしてその大学が決まったらなら、次はその人の好きな事などの情報を集めていくかと思います。どんな街にある大学で、どんな特徴がある大学!?その中のどんな学部があって、シラバスを見ながらどんな授業があるかを調べてみる。もちろん教授の研究なども調べましょう。

後大事な事は、「私のどこが良いの?」に対しての答え・・・。恐らくそのためには、誰かと比べる事も必要となって来ます。って事は、似たような学部を持つ大学と比べて自分にとって何が必要なのか比べる事も大事になってきます。

〈ワーク5日目〉あなたの好きな相手は〜大学です。どう告白しますか?

ワーク4日目と関連してきますが、今回は面接でも役に立ってくるあなたの大学だからを見つけるための重要なワークとなっております。ぜひ4、5としっかりと取り組んでみましょう。好きな人がいるけどどうアプローチしたら良いのか分からない。なら、こちらのワークも是非おすすめですw

 

⑥自分Disをはじめてみよう

AO推薦7ルール(6)

【自己PR】これは対策している中でも、沢山の人が悩む課題です。自分の良さってなんだろう?大学に評価してもらえるものなんて何一つない。そんな自分がAO入試や推薦入試なんて受けて良いの。考え始めたらドンドンドツボにハマっていく人もいて、「〜の長所は?」との質問に対しても「分かりません、でも苦手なことなら結構ありますけど」と答える人が多くいるのが現状です。

でも、苦手は得意の裏返しにもなる!という事はご存知でしょうか?あなたがダメだという点は誰かから見れば本当に素晴らしいものになる。まず苦手な事、嫌いな自分が沢山あげれるなら自分をまずはDisってみましょうwそこから、『だけども』と付け加えて変換していってあげましょう。

自分が気づかない良さを見つけるヒントになるはずです。

〈ワーク6日目〉あなた自身が嫌いな自分、苦手な事はなんですか?

今回は特に多い自己PRの悩みを解決していくワークとなっております。嫌いな所を沢山出して、そこから自分の良さを発見してみましょう。イメージ的にはラッパーっぽく自分をDisってあげる事、Disる事ってその人の事をめちゃくちゃ知ってないとできな事なので、気分はラッパーでいきましょ!

 

⑦参考となる事例を見つけよう

AO推薦7ルール(7)

完結編「参考となる事例を見つけよう」です。最後になぜこの項目を持ってきたのか?実は参考となる事例を見つけてその事例を参考にしながら、アイディアを磨いていくととても個性的な面白いアイディアに繋がっていく。本や雑誌、インターネットで海外の事例、国内の事例そんな参考となる情報を探していく中で、自分の考えが固まっていきます。

何よりも、自分が反対側から持ってきたアイディアの参考になるような事例に出会った時の感動は、多分取り組んだ人にしか分からない喜びとなります。その喜びと出会えたらなら、あなたのAO推薦入試はとても良いものになっているはずです。

〈ワーク7日目(最終日)〉あなたが考えたアイディアの参考になる事例を見つけよう!

今回は面接にも繋がる根本となるアイディアを磨くためのワークとなっております。反対側から持ってきたアイディア、そのアイディアは似たような取り組みはなされていないのか?まずは本を1冊見つけてみるのも良いかもしれません。

 

最後までこのワークに取り組んでくれそのワークを下記にてお問い合わせいただけましたら、無料で金城より回答させていただきます。お気軽にお問い合わせいただけたらと思いますので、ぜひご利用ください。皆様がこちらのワークを利用し、少しでも合格のお手伝いが出来たらと思います。

 

〈アイディアの種を増幅させてくれる本〉

地域創生に興味がある人

①(地方創生)「フランスではなぜ子育て世代が地方に移住するのか: 小さな自治体に学ぶ生き残り戦略 」

 →日本と同じように人口減少が予想されていたフランス。その減少予想を緩やかに回復させ、地方を元気にしながら発展しているフランスからの学びがここにあります。地方を元気にしたいという方は、ぜひこちらの1冊を読む事で新たなアイディアを生み出すきっかけになるかと思いますので、ご確認くださいませ。

 

②(地方創生)「福岡市を経営する」

 →現在災害などの迅速な対応など様々な面で注目されている福岡市。その福岡市の市長に若干36歳で就任した高島市長による自分のいる場所でイノベーションを起こすヒント満載の1冊です。

 

教育学部系(全国民)

③(教育)「AIvs教科書が読めない子どもたち

 →AIはあくまで計算機なので、概念とか読解する力はない。その力が求められるんだど、日本の学生は足りてない。そういう教育になっていない。AIが出てきても、雇用はなくならないってものがあるけど、安易な話ではない。企業が求めているのに、それに見合う人材がいない。不均衡が起きる。

 

国際・経済・経営・政治(必須)

④(国際・経済・経営・政治)「中東の戦争とテロ~前編~なぜ国際紛争が絶えないのか?黒幕は誰だ?」超入門編

 →こちらは本は読みたくないけど、でも中東の事を知りたいぞって方にオススメです。Yotube動画での学びを深めることができます。こちらは参考文献として入門編で挙げている「池上彰の世界の見方 中東: 混迷の本当の理由」となっておりますので、入門編に入る前としてもオススメです。

⑤(国際・経済・経営・政治)「池上彰の世界の見方 中東: 混迷の本当の理由」入門編

⑥(国際・経済・経営・政治)「難民を知るための基礎知識――政治と人権の葛藤を越えて」基礎編

 →大学でも勉強しやすいように作られている本で、比較的読みやすい。難民が生まれている背景には、先進国や大国が関わっている。難民が生み出されているのに、こいつらを受け入れて利益になるかで考えている。というのをこの文脈で外国人労働者を考えたらよく分かる。

 

テクノロジー・IT

⑦(人工知能)「サイボーグ時代」

 →数年の引きこもりを経験した著者が開発したOrihime。そのOrihimeを使った「孤独の解消」をテーマにAI時代の人間との関係性、できない事をテクノロジーを使って解消していく姿はものづくりで何かしたいと想いを持っている人にはもちろん、何かしたいが何かわからないという人にとっても心熱くさせる物語となっています。

 

こうして掲載していくと、受験生にオススメの本が沢山ある事に気づいたので、GVの本棚というコーナーを作って皆様が学びを最大限に楽しめるコーナーを作っていきたいと思います。